2017年9月6日水曜日

2017年 藍の生葉(茎つき)の販売は、もうすぐ終了となります。

藍の生葉(茎つき)のご注文、
9月半ばで終了ということでご案内しておりまして、
締め切り間近ということで、
ここ数日、ご注文下さる方が増えております。

9月下旬の予約は難しいですか?
10月半ばに届けて欲しいのですが・・・
というご要望も届いています。
 
ご連絡はは大変うれしいことなのですが、
残念ながらご希望に沿うことができませんm(_ _ )m。

個別に返信させて頂いている間に、
そもそも、なぜ9月半ばで締め切りかという説明を
していなかったことに気づきました(^^ゞ。

理由は、藍に花が咲いてしまうからです。

(去年の藍畑)

染料としての藍葉の収穫は、藍の花が咲く前と言われているので、
それに沿っています。

実は花が咲く直前が
一番葉の中のインジカンという色素の量が一番高まる時だ
というお話を聞いたばかりで、
そういう意味では、今が一番生葉染めに適した時期、
ということになるらしいのですが、

花がついたら染色には適さない、
という情報が一般的なので、
花が咲いた茎葉は、発送しておりません。

ショップの注文は藍の状況をみながら受け付けています。

今のところ、昨年通り、9月20日ごろを最終発送を考えています。
希望日のご指定がある場合は、20日以前でお願いします。



ところで、
藍の生葉の保存方法についてもお問い合わせをいただくことが多いので、
普段は到着から5日以内とお知らせしているのですが、
こんなサイトを発見しました。

電子レンジで乾燥させて染める方法です。
電子レンジがない我が家ではやってみることができないので、
ご紹介だけとなりますが、
この方法ですと、生葉染めと同じように染められるそうです。

これなら、保存することができますね♪
http://www.mukogawa-u.ac.jp/~ushida/itsudemo.htm

詳しくはこちらに載っているそうです。
参考文献
◆川崎充代、牛田智 「いつでもできる藍の生葉染め-藍の生葉の保存と染色方法」、
   染織αNo246、p69-72 (2001)<2001年9月号>
◆牛田智、川崎充代 「インジカンを保持した状態での藍の葉の保存とその染色への利用」、
   日本家政学会誌、52巻、1号、p75-79(2001)







 今年、藍をご注文頂いた方の中には、
ご家庭で個人で染めたいという方の他に、
幼稚園や学校の子ども達と染める、という保母さんや先生、
地域行事に合わせて染めのワークショップを開いて使いたいという方など、
さまざまな方がいらっしゃいました。

また、昨年ご購入頂いたリピーターさんや、
シーズン中2度目のご注文の方もいて、
藍染めを楽しまれる方に、うちの藍葉が役だっていることを思うと、
大変うれしいです。o(^▽^)o

私自身の楽しみや家族の楽しみも含めて、
たくさんの方に藍染めを親しみ、楽しんでいただけたら、
という思いで、藍を育てています。

今年ご縁を頂いた方々、
今もご注文後、お待ちいただいている方や、
締め切り前のご注文を検討されている方々も含めまして、
藍を通じてさわんどを利用して頂き、ありがとうございました。

来年は、順調に藍の育成管理ができて、
早めに販売開始のお知らせができるのが目標です。

ねっとショップさわんど ➡http://shop.sawando.net/



(きゅうりをかじりながら、いってきま~す♪)



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